ようこそ! 鴻巣パンジーテニススポーツ少年団のブログへ

  埼玉県鴻巣市で活動する小学生のソフトテニスクラブです。ソフトテニスを通して子供たちの 健全な心と体を育てることを目的として活動しています。
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 管理人は将来を担う子供たちの育成ために微力ながらも努力をしていきたいと考えております。
 

2012年10月9日火曜日

川端(旧姓緒方)優紀選手(ヨネックス前衛)のボレーの教え(その4)

皆様方、お疲れ様でございます。

めっきりと秋らしくなってまいりました。今朝の北海道十勝地方のぬからび温泉郷の最低気温は氷点下1.4℃、管理人の生まれ故郷の岩手県盛岡市では、7.1℃まで下がりました。これで遅れていた各地の紅葉の便りも聞かれる様になるかと思います。

昨日の嬉しいビッグニュースは何といっても京都大学教授の山中伸弥先生のノーベル生理学・医学賞の受賞が決まったことですね。本当に素晴らしいことです。日本の誇りに思い感無量の気持ちです(管理人も一応、科学者の端くれなので・・・)。


人工多能性幹細胞(Induced pluripotent stem cells)とは、体細胞へ数種類の遺伝子を導入することにより、ES細胞(胚性幹細胞)の様に非常に多くの細胞に分化できる分化万能性 (pluripotency)と、分裂増殖を経てもそれを維持できる自己複製能を持たせた細胞のことを言います。英語の頭文字をとってiPS細胞と呼ばれております。元来、生物を構成する種々の細胞に分化し得る分化万能性は、胚盤胞期の胚の一部である内部細胞塊や、そこから培養されたES細胞、及びES細胞と体細胞の融合細胞、一部の生殖細胞由来の培養細胞のみに見られる特殊能力でありましたが、iPS細胞の開発により、受精卵やES細胞をまったく使用せずに分化万能細胞を単離培養することが可能となりました。

 
ヒトの体は凡そ60兆個の細胞で構成されていますが、元をたどればこれらの細胞は全て、たった一つの受精卵が増殖と分化を繰り返して生まれたものであります。この受精卵だけが持つ完全な分化能を全能性 (totipotency) と呼び、ヒトを構成する全ての細胞、及び胎盤などの胚体外組織を自発的に作り得る能力を指します。受精卵が胚盤胞まで成長すると、胚体外組織を形成する細胞と、個体を形成する細胞へと最初の分化が起こります。後者の細胞は内部細胞塊に存在し、胚体外組織を除くすべての細胞へ分化できることから、これらの細胞がもつ分化能を分化万能性 (pluripotency) と呼びます。この内部細胞塊から単離培養されたES細胞もまた分化万能性を持ち、個体を構成するすべての細胞に分化できます。尚、成人にも神経幹細胞や造血幹細胞など、種々の幹細胞が知られていますが、これらの幹細胞のもつ分化能は、神経系や造血系など一部の細胞種に限られているため、多能性 (multipotency) と呼ばれております。

iPS細胞樹立の成功により、ES細胞の持つ生命倫理的問題を回避することができる様になったと共に免疫拒絶の無い再生医療の実現に向けて大きな一歩となりました。iPS細胞は様々な細胞への分化が可能で、前述の如く、再生医療・創薬への応用が期待されています。即ち、難病患者からiPS細胞を作って解析すれば、発症原因や治療の糸口も見つかるかも知れません。
実用化までは、まだ暫くの期間がかかると思いますが、素晴らしい研究成果だと思います。山中伸弥先生は、「この技術を待っている患者さんと我々では1日の持つ意味が違うということを毎日私自身にも、研究員にも言い聞かせている」と仰っております。また、。「Vision(ビジョン)&Hard Work(ハードワーク)。目的をはっきり持ち、それに向かって懸命に働くということ。研究者が成功する条件で、日本人はハードワークは得意だが、ビジョンを見失っている学生が本当に多い」とも言われております。Visionを持つこと又は掲げること・・・、科学の分野に限らず、今の日本人にとって大切なことではないでしょうか。管理人は日本を愛しています。国家感も充分に持っているつもりでおります。頑張れ!、日本。

さて、本日の本題へ移行致しましょうね。今日もまた埼玉県スポーツ少年団ソフトテニス部会指導者協議会主催の指導者講習会の模様を紹介致します。講師は引き続き、ヨネックスの川端(旧姓緒方)優紀選手と中村朱里選手です。川端(旧姓緒方)優紀選手のボレー講習の第4弾をアップ致します。
 
 
それでは、動画をご覧になって下さい。シリーズでお伝えしておりました川端(旧姓緒方)優紀選手のボレー講習の最終回になります。
 
 
いつもの様に川端(旧姓緒方)優紀選手の講習内容を時系列で整理してみましょう。①相手がベースライン付近、長い距離がある時は、しっかりと溜め足と送り足を使うこと、②相手が近い距離に居る時はボールが到達するまでの時間が早すぎて溜め足や送り足を出す余裕がない。③この様な場合はディフェンスボレーをすること。④ディフェンスボレーは身体を斜めや横に向けてはいけない(相手の思う壺である)。⑤先ずは相手が打ちたいゾーン(ここではサイド側)に入ること、⑥正面を向いて足のスタンスを広く取った構えをすること(横向きや半身はダメ)。⑦こうすることで相手がサイドアタックを諦めてくれることが期待される(ラッキーである)。⑧自分の後衛が短いボールを打ったらば速やかにサイドゾーンに入ること。⑨左サイドを守る場合はラケットの面を左肩の前に据えること、等々でした。
 

 
この講習内容を拝聴して、ディフェンシブなボレーの基本を理解することが出来ました。川端(旧姓緒方)優紀選手に於かれましては、とても解り易いアドバイスを頂戴致しましてありがとうございました。管理人こと埼玉県スポーツ少年団ソフトテニス部会指導者協議会の委員長として、深く御礼申し上げます。
 
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